ラインマンガで連載開始されて話題となっている、『野蛮のプロポーズ』!
元々は韓国で絶大な人気となった小説ですが、コミカライズされて日本にも配信開始されました。
ちょっと読んでみると…国のことを想う主人公リエネの気高さや、粗暴ながらも主人公に尽くそうとするティワカンとのこれからが気になってきちゃいますね!
そこで作品内容や原作の結末などをご紹介したいと思います。
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あらすじ
主人公リエネはナウク王国の王女ですが、国は20年以上も続く干ばつによって貧しく厳しい状態でした。
先代の王が亡くなってからは、まだ若いリエネが国と民を守ってきたのです。
しかし大陸で最も残虐傭兵隊が、そんなナウクを包囲して隊長とリエネとの婚姻を求めてきたのです。
リエネは国と民を守るため、なんと大きな嘘をついたのです。
亡くなった恋人との子供を身籠っています、と。
妊娠を聞かされても、ティワカンは婚姻を断念するどころか産んで構わない、その代わりに姫様をいただくと言い出したのです。
なぜそこまでしてリエネとの結婚を望むのでしょう、ティワカンは何者なのでしょう?
そして、果たして妊娠の嘘はどうなるのでしょうか。
作品の見どころ
韓国での人気小説がコミカライズされて注目されている『野蛮のプロポーズ』は、見どころがたくさんです。
その中からいくつか挙げてご紹介しましょう。
- 緻密に構成された設定
- 大人の王道ラブストーリー
- 作画が美しい
今にも滅びそうな小さな王国ではあるものの、リエネは国や民を想い、必死に守ろうと立ち上がります。
しかしそんなリエネに立ちはだかるのは野蛮で最恐のティワカンであり、その体調のブラックはなぜかリエネを求めてくるのです。
嘘をついてまで国を守ろうとしたリエネと、そんな姫をありのまま受け入れようとする強く美しいブラックは、次第に絆を深めていくことになるのです。
登場人物たちのみならず、背景や情景もその状況を引き立てる緻密で繊細な表現が施されて、全てにおいて引き込まれてしまう作品です!
登場人物
続いて登場人物をご紹介しますね。
リエネ・アルサク
ナウクの国や民のことを第一に考える、美しく気高いナウク王国の姫。
国の存続のためにティワカン隊長の求婚承諾を決意した。
しかし粗暴で非礼な態度のティワカンを前にして、婚約から逃げるために元恋人との子供を身籠ったと妊娠を偽った。
ブラック・ティワカン
大陸史上で最も野蛮で残酷な傭兵隊の隊長。
ナウクを手に入れたい思いが強く、リエネの妊娠を聞かされても婚姻を求めてきた。
さらに統治権をその子供に譲ってでもリエネを手に入れることを望んだ。
ラフィット・クラインフェルター
リエネの恋人であり、結婚を約束していた相手であり、アルサク家に仕える騎士団長。
ティワカン包囲のため援軍を依頼し、ティワカンを奇襲したが反撃によって亡き者となった。
リンドン・クラインフェルター
ラフィット・クラインフェルターの叔父であり、国の大議長を務める権力者。
リエネとラフィットとの結婚を押し進め、ナウク王国を思いのままにしようと画策していた。
フェルモス
ティワカンの従者
ウェローズ
リエネの従者
野蛮のプロポーズ原作韓国小説の結末は?
策略や隠された愛憎、嘘が渦巻く婚姻のいく末はどうなるのでしょう?
原作小説の結末を少しご紹介したいと思います。
野蛮のプロポーズ結末どうなる?:妊娠の嘘は?
妊娠を偽り続けることが苦しくなったリエネが、ティワカンに打ち明ける
婚姻の話し合いの場においても非礼な態度をとったティワカンから国を守るため、リエネは元恋人との子供を身籠っていると嘘をつきました。
ブラックは少しの戸惑いを見せたものの、子供を含めて受け入れる意向を示したのです。
そして婚姻の条件にはナウクにとって都合の良すぎるほどの内容が示され、ナウク王国やリエネを手に入れたいという想いが垣間見えます。
野蛮で恐ろしいと噂されてきたティワカンであるものの、リエネには紳士的な態度で、献身的に接するブラックでした。
そしてリエネとブラックは次第に距離を縮めていき、絆を深めていきます。
そして婚姻を逃れるために嘘をついていることをリエネが苦しく想うようになっていき、とうとうブラックに打ち明けるのです。
野蛮のプロポーズ結末どうなる?:ブラックの正体は?
ブラックは実はナウク王国の王位継承者だった
野蛮さや粗暴さから、かつては戦いの神が人間の女性に産ませた子供だなどと噂をされていたブラックでした。
しかしティワカンの野蛮さとは裏腹に、ブラックは人を惹きつける目を持ち、大きく美しい力強い立ち振る舞いなのです。
というのも、実はブラックの一族はナウク王国の王家一族であり、彼は正統な王位継承者だったのです。
かつて王家をめぐる陰謀や策略で貶められて国を追われ、ブラックは身分を偽って生き延びてきたのでした。
野蛮のプロポーズ結末どうなる?:ブラックの本当の目的は?
ブラックの目的はリエネとともに未来を生きること
ブラックは自身の一族の名誉を取り戻したいと考えていました。
しかし王位奪還を考えたこともありましたが、結果的に王位継承権を取り戻すことを目的とはしませんでした。
リエネのアルサクは一族は、政治の上でも、民の心を惹くことにおいても、ナウク王国にとって不可欠だったのです。
さらにブラックはリエネの強い心や気高さに惹かれ、彼女を守り抜いてともに国を収めることが目的となっていたのです。
野蛮のプロポーズ原作韓国小説はどこで読める?
野蛮のプロポーズの原作小説『야만의 청혼』は、韓国のNAVERで連載されていました。
当然ながら韓国語で書かれた作品ですが、かなりの人気を誇った小説なので、気になりますよね。
残念ながら日本語訳は配信されていませんが、韓国語が得意な方や翻訳アプリを使用して読んでみたい方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
野蛮のプロポーズの見どころや作品情報、原作の結末についてご紹介をしました。
様々な想いや駆け引き、毅然としたリエネの美しさや冷徹ながら紳士的なブラックなど、細かに構成されたストーリーは読む人を惹き込みます。
またそのストーリーをさらに引き立てているのが美しい絵柄と表現で、作品の世界にはまりこんでしまうのです。
原作の韓国小説の結末もご紹介しましたが、マンガがこれからどのように展開していくのか楽しみですよね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!