『刃先に唇』結末ネタバレ！最終回でアルネがソードマスターだとバレる？

『刃先に唇』はLINEマンガで人気急上昇中の、ロマンス・ファンタジー物語です。

最強の騎士と言われるアルネが仕方なく嫁いだ相手は、麗しい容姿と執着心の強いカシアンでした。

嘘と誤解と勘違いが絡み合って、複雑ながらコミカルに進むストーリーの行方が気になります！

そこで原作小説をもとに、結末ネタバレをご紹介したいと思います。

『刃先に唇』原作小説は完結してる？

『刃先に唇』は韓国の小説が原作となっている作品です。

韓国のサイトNAVARで『칼끝에 입술』という作品名ですでに完結しています。

2020年10月から2021年6月まで本編133話、2021年7月中に外伝5話、2023年4月に特別外伝21話が掲載されており、全159話と大作となっていて、原作も非常に人気が高かったことが伺えますね。

なお、日本語版は漫画のみであり小説は日本語訳で発行されていません。

韓国語が得意な方や、翻訳の手間が苦でない方は原作を読んでみるのも良いかもしれないですね！

『刃先に唇』あらすじと登場人物

まずは『刃先に唇』のあらすじをご紹介しておきましょう。

また主要な登場人物も整理しておきたいと思います。

『刃先に唇』あらすじ

西帝国の公爵令嬢アルネは、ソードマスターであり、ゴールデン・ドラゴン騎士団の団長です。

しかし母の圧力で3ヶ月だけでもいいからと強要され、さらに伯父である皇帝によって皇女とされてハードルを上げられた上で北帝国に嫁ぎます。

しかし、3ヶ月だけの我慢だと思って結婚した相手は、とてつもなくイケメンで頭もよく、彼女を惹きつけるカシアンでした。

3ヶ月という約束の時期が近づくにつれて気持ちが揺らぐアルネと、アルネを大切に大切に扱うカシアンの関係はどうなっていくのでしょう。

『刃先に唇』登場人物

アルネ・ブリルヒート
西帝国の最強の騎士であり、ソードマスター。
母親に促されて仕方なく結婚をすることになり、体が弱い皇女だということにして北帝国に嫁いだ。

カシアン・テルネーゼン
北帝国の大公であり、先帝の子息。幼い頃にテルネーゼン城に幽閉されて育った。アルネが息を呑むほどの美貌の持ち主で、頭もよく政治力にも長けている。

グレイブ
アルネの元部下であり、元ゴールデン・ドラゴン騎士団の副団長。
団長であるアルネの結婚を知り、騎士団を辞して北帝国に潜り込んだ。
アルネがソードマスターであることを隠すため、西帝国のソードマスターだと仕向けられた。

エルゲン
グレイブと同じく、アルネの元部下であり、ゴールデン・ドラゴン騎士団の副団長。
アルネが北帝国に嫁いだことで騎士団を辞め、実家の商団を継いだ。
商団という仕事柄を生かして北帝国と西帝国を行き来し、陰でアルネを支えている。

エバ
結婚当初からアルネについて北帝国へとやってきた侍女。
アルネがソードマスターであることを隠すため、カシアンにアルネを”ガラスのように扱ってください”と伝えた。

ジゼッペ
北帝国の現皇帝であり、カシアンの叔父。かつてカシアンの母イソルトに想いを寄せて、皇帝だった兄を殺して自身が皇帝に即位した。

ゲルハン
アルネの先代ソードマスターであり、アルネの母方の叔父。
30年前に現れて大災害を起こしたドラゴンを捕まえた。

大魔法使いレディ
かつてはゲルハンと共にドラゴンの討伐にあたっていた。

『刃先に唇』最終回結末ネタバレ！

それでは原作小説の結末をもとに、この物語の最終回結末をご紹介したいと思います。

あくまで原作の結末となりますので、漫画では異なってくる可能性がありますのでご了承ください。

『刃先に唇』結末ネタバレ！①カシアンの幼少期

先帝の子息であるカシアンは北帝国の大公であり、現皇帝の甥です。

現皇帝ジゼッペは、かつてジゼッペの兄の妻、つまりカシアンの母に思いを寄せていました。

そのため自身の兄、つまりカシアンの父だった先帝を殺し、皇帝に即位した人物でした。

そして母は、夫を殺されたことでカシアンを残して自殺してしまったのです。

両親を亡くしたカシアンは、幼い頃からテルネーゼン城にほぼ幽閉されて育ちました。

ジゼッペはカシアンの存在を恐れ、長年に渡りスパイを送りカシアンの様子を監視していたのです。

『刃先に唇』結末ネタバレ！②北帝国皇帝ジゼッペの企み

皇帝ジゼッペは、先帝を殺害した自分に復讐心を抱いているのではないかと、カシアンをずっと恐れていました。

また勝手にカシアンが西帝国のアルネと結婚したことで、カシアンに腹を立ててもいました。

結婚を報告するために首都へと向かったアルネの馬車を襲撃させて、アルネ暗殺をしようともしました。

さらにカシアンが皇帝の座を狙っていると思い、カシアンを退けようと企むのです。

そしてそのため、とうとう大魔法使いのレディと結託してしまいます。

『刃先に唇』結末ネタバレ！③大魔法使いの企み

北帝国の皇帝ジゼッペの弱みに付け込み、結託させた大魔法使いレディはさらに策略を展開します。

カシアンに仕える側近のヘイリーも利用し、北帝国に時間の結界を張るのです。

時間の結界が張られたことによって、北帝国が闇の世界となってしまいます。

そして西帝国には、かつてアルネの功績で戦争を終結して休戦協定を結んだはずの東部連合に、再び西帝国へ侵攻するように仕向けました。

西帝国と東部連合、さらにカシアンの勘違いで北帝国も西帝国を攻めてくることになり、大戦争となるのです。

実は大魔法使いレディは、かつて共に戦っていたソードマスターのゲルハンのみが注目され、自分には何も功績が残されなかったことを恨んでいました。

そのため、これほどまでに大きな戦争を起こすことを企んだのです。

『刃先に唇』結末ネタバレ！④ゴールデン・ドラゴンが復活する

戦争が拡大し全世界が滅亡するのではないかという規模に膨れ上がってしまったことで、先代ソードマスターのゲルハンも登場することになります。

そんな中で、大魔法使いレディはかつてゲルハンが捉えていたゴールデン・ドラゴンを復活させ、さらに戦場を悪化させます。

その頃、アルネは時間の結界によって時の空間にと閉じ込められていました。

そこへ時の空間で現れた、幼い頃のテルネーゼン城に幽閉されていたカシアンが現れ、アルネを助けます。

そうして時の空間から戻ったアルネは、現ソードマスターとしてゴールデン・ドラゴンを倒して戦争を終結させたのです。

『刃先に唇』結末ネタバレ！⑤アルネがソードマスターだとバレる？

カシアンに、アルネがソードマスターだとバレる

大魔法使いレディの陰謀で令嬢たちが誘拐されており、アルネは監禁されている洞窟を発見しました。

しかしレディは幻影魔法をかけて、アルネを牢獄へ入れてしまいます。

アルネは自ら幻影魔法からは脱したものの、まだ牢獄の中であり、レディはその牢屋はソードマスターでない限り切ることはできないと言い切ります。

その牢屋を最も簡単に切ってアルネは脱出しました。

そしてそのままアルネによって大魔法使いレディは始末されます。

その後、監禁場所の牢屋にやってきた人物が「銀の髪で、目が赤い女性」であることがわかります。

また監禁されていた令嬢たちの証言もあり、アルネだということが明らかにされました。

カシアンはそのことを知り、これまでアルネの馬車襲撃の際なども、アルネはずっと無傷であったことに思い至ります。

そうしてアルネがソードマスターであったことに気がつくのです。

『刃先に唇』結末ネタバレ！⑥アルネとカシアンの仲はどうなる？

東部連合が西帝国に攻め入り、祖国が窮地になったことを知ったアルネは、カシアンに手紙を書き残して西帝国へと戻ります。

しかし手違いにより、カシアンは手紙を受け取ることがなく、アルネが自分を捨てて西帝国へ帰ったのだと勘違いをしました。

そのことによって北帝国も、東部連合と戦っている西帝国へと侵攻してしまうことになったので下。

しかし結果的にアルネがゴールデン・ドラゴンを倒して平和が戻り、カシアンの誤解も解消することができました。

そうしてその後、カシアンは北帝国の皇帝に即位します。

そして妃殿下であったアルネは皇后となり、男の子1人と女の子2人という子宝にも恵まれて幸せに暮らすのです。

まとめ

『刃先に唇』のネタバレ最終回結末をご紹介いたしました。

この作品の魅力は、ソードマスターとして強いアルネも、大公妃殿下として美しいアルネも、どちらも魅力的なところですね！

そして国を跨いだ大掛かりな争いや権力争いといった政治的なストーリーが楽しめるところや、さらにコミカルなストーリー展開も楽しめる要素の一つです。

漫画ではソードマスターとして戦うアルネの姿は格好良く、カシアンを前にしたアルネの姿は愛らしくてキュンとします。

ネタバレとしてご紹介しましたが、ぜひ漫画でも読んでみていただきたいと思います！

それでは最後までお読みいただきありがとうございました！